2019-01-01から1年間の記事一覧
へこみができた。これをタッチアップで直す。 ペーパーで平らになるまで擦る。着色しているため、その層まで擦ってしまうと剥げてしまう。気をつけてペーパーをかける。ペーパーをかけるときは、一部分だけをかけるのではなくて、その辺り一帯やや大きいかな…
マスキングテープを剥がして、シーラーとラッカー塗装の段差を無くしてからタッチアップしていく。段差をなくすときに、ラッカー塗装の部分を擦り過ぎたら当然剥げる。 エアブラシを使ってタッチアップをする。 タッチアップに使う塗料は、ボディの塗装の時…
ネックにはすでにラッカーが吹き付けられているが、フレットを抜いてもう一度打ち込んだので、端面の処理を行うことになる。部分塗装をする。 打ち直しところだけではなく、すでに打ったところもへこみが見られるため、タッチアップが必要になった。 指板の…
弦が張れる状態になった。チューニングを合わせて、弾いてみると音は、良くない。開放弦でのビビリがいくつかあり、音詰まりもある。 ネックの反りを見る定規を当てると、隙間が見える。順反りしている。 ロッドを動かす前に、指板面の調整をし直す。 ハイポ…
ブリッジをもう一度所定の位置に置く。その外側を丁寧にマスキングテープを貼っていく。曲線もブリッジの形に沿って隙間がないよう貼っていく。恐らく新たに貼ったマスキングテープの内側約1mmのところに前に貼ったマスキングテープが貼ってある。そうなって…
サイドの色が少し薄いということで、サイドだけもう一度カラーをのせてみた。 その後にトップコートのラッカーを上塗していく。 乾燥後、水研ぎの後、車用のコンパウンドで磨く。 バフと呼ばれる、回転式の研磨機で磨く。 鏡面になるよう へこんでいたところ…
シースルー着色する。今回は染料を使う。黄色の染料と橙色の染料を使う。ラッカーとシンナーを混ぜた液に、一滴ずつ染料を落としていく。黄色はあまり色に変化が出にくいので、10滴ごとに割りばしを入れて色味を確認する。橙色は変化が著しいので、黄色を30…
シーラー最終。これでくぼみはほぼゼロ。くぼんでいるところがある場合は、筆でタッチアップ。 艶が出る程度に吹き付ける。 ヘッドの導管も消えた。 これをまたペーパーでサンディング。これだけふれば、かなりペーパーで擦ってもなかなかはげない。 ラッカ…
320番のペーパーで研磨していく。木部の凸凹をなくす。3回塗り重ねるため、1回目はややはげるぐらいでもよい。でもなるべく剥がさないよう。 1回目では、導管がなかなか埋まらない。 ネックとボディの接合部も埋まるよう。 2回目からは吹き付けでシーラーを…
今回使用のウレタンシーラー。2液式。主材はよく振ってから入れる。混ぜた後も1分間は混ぜる。 刷毛で塗る。 トップとサイドとネック、バックとサイドとヘッド、交代しながら塗っていく。3回は塗り重ねる。 塗るときに気をつけるのは、垂れ。垂れると、そこ…
ブリッジの位置を決める。ギターの中心線と垂直になるように、分度器で確認。指板の外側に直定規を当てて、右と左の延長線の中央に位置するよう。最後にスケール。ナットから12フレットまでの長さの倍の長さプラス1.5mmの位置に、1弦のサドルの内側がくるよ…
まず、既製品の型取りから。MDFという加工しやすい材質で型を作る。これを使って、トリマーで形を削り出す。 削り出しが終わったら、エンドピンの穴あけ。ここが丁寧にかけないと、弦と弦の幅が変わってくるので、注意する。 サドルがはまる溝加工の治具。 …
食い切りで切ったフレットの端面をヤスリで研磨していく。あまり指板を削らないように。 ボディ、ヘッドが傷つかないようにマスキングは、3重ほど貼る。 この次はサンディングシーラーを塗っていく過程になるが、その前に、もう一度ボディの傷の確認。 木目…
フレットの打ち込みに必要な道具は、プラハン、プレス機、重し、食い切り、タイトボンド、フレットとなる。 フレットは、切ってあるものと、長いまま売ってあるものとあるが、もちろん切る手間がかかってない分、長いままの方が安い。サイズも大まかに3種、…
指板を接着する前に、ハイポジションだけ先にフレットを打ち込んでおく。初めてフレッティングする時に、ボディにかかる部分は割ってしまうことがあるため。 位置確認。 マスキング終了。タイトボンドを多量に塗るので、はみ出る量もやや多い。丁寧に拭き取…
トラスロッドが入る位置を描いていく。 このギターはチャンネル式という方式のトラスロッドを入れる。この他にもトラスロッドには鉄しんをたわませて入れる方式のものと、2本のロッドが仕込まれているものがある。鉄しんをたまわせて入れる方式が一番ロッド…
ギターの凹みに、 ネックの凸部分をはめる。 入った状態。 真横からみたらボディとネックが直線になる。 少しきつめに凸部分を作って、ノミで削りながら、はめこむ、を繰り返してぴったり合わせていく。上下にも左右にも動かないように、ぴったり合わせてい…
ヘッドに天神(化粧板)を貼り付ける。つけたらペグ穴の位置を描いて、ボール盤で穴を開ける。天神をヘッドにつけるときは、接着面がずれないように注意。 ペグ穴を開けたが、穴の位置がずれてしまい、やり直し。タイトボンドを剥がすときは、熱を使う。今回は…
切り出しでヒールの形を削り出す。 クランプで止めて力が入りやすくなるように。 力がかかる部分なので強度のことも考えながら、削りすぎないように。 ネックの根本も少し削り出す。ネックの高さが変わらないように。 ダブテイルのところは、のこぎりでラフ…
ネック板にヒール材を貼り付ける。 中心をしっかり合わせて貼る。 はみ出たボンドがつかないようにマスキング。 クランプでしっかりつける。クランプの時にずれることがあるので継ぎ目をよく確認する。 上から、横から、下から、ヒールの形とダブテイルの形…
アコースティックギターは、角に補強材がついている。バインディングという。トップ板の縁に飾りがついているものもある。パーフリングという。バインディングには色んな材質がある。代表的には、セルロイド、木、プラスチック。パーフリングも様々な材質で…
ネック材。これはワンピース。すでにヘッドに角度がつけられている。これから所定の厚さにベルトサンダーで仕上げていく。ベルトサンダーは力のかけ具合がなかなか難しい。気をつけていても片けずりになることがある。慎重に進めていきたいが、力をかけなが…
ポジションマークを入れる、中心に。12フレットは2つ、左右対称に。3弦と4弦の間にピタッと収まるように。もちろんずれたら、やり直し。入れ方は、ポジションマークの大きさの穴をボール盤で指板にあけて、瞬間接着剤をつけてプラハンで打ち込む。 ボール盤…
指板の材をこれまたプレーナーを使って、所定の高さまで削る。削れたら、指板の形(縦にものすごく伸びた台形)を描く。台形を描くときに中心線がずれないように注意する。左右対称になるように。短い辺はスライド丸のこで切る。長い辺は、のこぎりでラフカッ…
今回もトリマーが活躍する。アコギのネック接合は、ねじ止めジョイントとこのダブテイルジョイントがほとんど。ダブテイルは名前のごとく鳩の尻尾の形をしている。簡単に言うとカタカナのハの字の様になっていて抜けにくい接合方法だ。抜けにくいが、ぴった…
トリマーという工具。ギターを作製するのに、これほど時間を短縮して、きれいに仕上げるものはなかなかないのではないだろうか。それほど多様する道具。様々な加工ができる。今回はギターのトップ板とバック板のサイド板から少しはみ出たバリを払うのに使う…
トップ板とバック板を接着する前に、ブレーシングが重なるところのサイド板の加工が必要になる。ギターのトップ板の中央とサイド板の中央をぴったり合わせて、ブレーシングの端が当たっているところを、マーキングしてのこぎり、ノミで切り欠きを作る。する…
補強材をノミで加工するために、エンピツで両面に描く。滑らかに。 中から外に向かって鑿で削っていく。サイド板と重なるところは2mmの厚さまで、重ならないところは、0mm(板のレベル)まで削る。角も鑿で削って面をとっていく。太い方はかまぼこのようにゆる…
ブレーシング材。 インフォースバー1、トーンバー2、Xブレーシング2、補助バー1 長さを切り分けて、プレーナーにかけて、所定の高さと幅にする。 すでにXブレーシングを貼っているが、もちろんトップ側もフラットのまま板に貼るわけではない。接着面にアール…
サイドの補強材の接着。トップ板とバック板を接着するライニングの間に薄い補強材を等間隔に接着していく。ギターはネック側とエンド側で深さが違うので、補強材も場所によって長さはそれぞれ。長さを測って切って、ペーパーも使って、隙間ができないように…