ギターのいろは。

ギター製作、リペアについてのまなび

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ギター製作〜タッチアップ補修からの完成

へこみができた。これをタッチアップで直す。 ペーパーで平らになるまで擦る。着色しているため、その層まで擦ってしまうと剥げてしまう。気をつけてペーパーをかける。ペーパーをかけるときは、一部分だけをかけるのではなくて、その辺り一帯やや大きいかな…

ギター製作〜指板端面のタッチアップ②

マスキングテープを剥がして、シーラーとラッカー塗装の段差を無くしてからタッチアップしていく。段差をなくすときに、ラッカー塗装の部分を擦り過ぎたら当然剥げる。 エアブラシを使ってタッチアップをする。 タッチアップに使う塗料は、ボディの塗装の時…

ギター製作〜指板端面のタッチアップ①

ネックにはすでにラッカーが吹き付けられているが、フレットを抜いてもう一度打ち込んだので、端面の処理を行うことになる。部分塗装をする。 打ち直しところだけではなく、すでに打ったところもへこみが見られるため、タッチアップが必要になった。 指板の…

ギター製作〜仮完成 未調整

弦が張れる状態になった。チューニングを合わせて、弾いてみると音は、良くない。開放弦でのビビリがいくつかあり、音詰まりもある。 ネックの反りを見る定規を当てると、隙間が見える。順反りしている。 ロッドを動かす前に、指板面の調整をし直す。 ハイポ…

ギター製作〜ブリッジ貼り付け

ブリッジをもう一度所定の位置に置く。その外側を丁寧にマスキングテープを貼っていく。曲線もブリッジの形に沿って隙間がないよう貼っていく。恐らく新たに貼ったマスキングテープの内側約1mmのところに前に貼ったマスキングテープが貼ってある。そうなって…

ギター製作〜ラッカー最終塗装

サイドの色が少し薄いということで、サイドだけもう一度カラーをのせてみた。 その後にトップコートのラッカーを上塗していく。 乾燥後、水研ぎの後、車用のコンパウンドで磨く。 バフと呼ばれる、回転式の研磨機で磨く。 鏡面になるよう へこんでいたところ…

ギター製作〜ラッカー塗装 着色

シースルー着色する。今回は染料を使う。黄色の染料と橙色の染料を使う。ラッカーとシンナーを混ぜた液に、一滴ずつ染料を落としていく。黄色はあまり色に変化が出にくいので、10滴ごとに割りばしを入れて色味を確認する。橙色は変化が著しいので、黄色を30…

ギター製作〜シーラー最終、ラッカー上塗

シーラー最終。これでくぼみはほぼゼロ。くぼんでいるところがある場合は、筆でタッチアップ。 艶が出る程度に吹き付ける。 ヘッドの導管も消えた。 これをまたペーパーでサンディング。これだけふれば、かなりペーパーで擦ってもなかなかはげない。 ラッカ…

ギター製作〜サンディングシーラー研磨

320番のペーパーで研磨していく。木部の凸凹をなくす。3回塗り重ねるため、1回目はややはげるぐらいでもよい。でもなるべく剥がさないよう。 1回目では、導管がなかなか埋まらない。 ネックとボディの接合部も埋まるよう。 2回目からは吹き付けでシーラーを…

ギター製作〜サンディングシーラー塗装

今回使用のウレタンシーラー。2液式。主材はよく振ってから入れる。混ぜた後も1分間は混ぜる。 刷毛で塗る。 トップとサイドとネック、バックとサイドとヘッド、交代しながら塗っていく。3回は塗り重ねる。 塗るときに気をつけるのは、垂れ。垂れると、そこ…

ギター製作〜ブリッジ位置決め、マスキング

ブリッジの位置を決める。ギターの中心線と垂直になるように、分度器で確認。指板の外側に直定規を当てて、右と左の延長線の中央に位置するよう。最後にスケール。ナットから12フレットまでの長さの倍の長さプラス1.5mmの位置に、1弦のサドルの内側がくるよ…

ギター製作〜ブリッジ作製

まず、既製品の型取りから。MDFという加工しやすい材質で型を作る。これを使って、トリマーで形を削り出す。 削り出しが終わったら、エンドピンの穴あけ。ここが丁寧にかけないと、弦と弦の幅が変わってくるので、注意する。 サドルがはまる溝加工の治具。 …